一口に子供室といっても、年齢、兄弟・姉妹の有無、子育てに対する考え方によって、プランニングは多種多様。いずれにしても成長に合わせて変化させられる柔軟性が必要です。子供がのびのびと成長することができる…そんな子供室を考えたいものです。
個人的にも…ひとつはほしいのが和室。その便利さといったら、何と言ってもその多目的性です。客間に良し。茶の間に良し。寝室に良し。季節の行事に良し。…と数えあげたらきりがありません。「やっぱり日本人!一軒に一部屋はほしい!」そんな和室づくりをチェックしてみましょう。
床 |
---|
やっぱり畳です。一般的には"ヘリ"の付いたもの。昔は、ヘリの柄も階級によって違ったのです。最近よく見かけるヘリのない正方形の畳(琉球畳)は、素朴な感じがありますね。 |
壁 |
塗り壁の左官仕上げにするのが理想的。昔の土壁は、手で触るとぼろぼろ剥がれるため敬遠され、クロスに切り替えるケースもしばしばありました。しかし最近の塗り壁は剥がれ落ちることもなく、またシックハウスなどのことを考えるのであれば断然土壁がおすすめです。しかし予算的に厳しいときは、紙クロスで和の雰囲気を崩さぬようにすることもできます。 |
『家事』というと、大きく分ければ炊事・洗濯のふたつ。しかし、主婦の仕事は挙げ出すときりがありません。アイロン掛けや、家計簿の整理もそうですね。最近は、パソコンを利用する主婦も多く、主婦の書斎的に使われることも多いことから『主婦コーナー』とも言われます。
どんな作業をするかで構成も変わってくるかと思いますが、共通して言えることは、諸々のハウスワークを効率良くこなせるかどうかを考えること。活き活きと家事がこなせる…そんな主婦コーナーを考えてみたいです。私も一応兼業主婦の身としては、いかに家事を効率良くこなすかは日々の課題です!
家事コーナーのなかに十中八九組み込まれるものは、洗濯機と家事管理のためのデスク的なものですよね。
まずは洗濯コーナー。これをどこに設けるか…ドラム式の洗濯機なら、思い切ってキッチンに設置してみては?上部はカウンターとして使うことができますし、炊事作業と並行して洗濯物の洗浄乾燥を進めることも可能です。また洗濯干場に近い位置に設けるのであれば、キッチンや洗面所など他の家事ゾーンとの動線の短縮化が図れるのかをチェックしてください。
洗面室は、水回りということで、浴室・洗濯室などと隣接して計画することで配管・メンテナンス・使い勝手・コスト的に満足いくものとなるでしょう。また最近では複数階の場合、上下階ともに設置することが一般的になってきています。